明らかに相手が悪いのに
謝らずに逆ギレされたことがある人はいますか?
逆にちゃんと謝っても
相手が納得せずに
怒りがおさまらなかったりしたことはありますか?
僕もあります。
妻に怒られたり、なにか言われたりしたとき、
確かにこちらの悪いところがあったとしても、
相手も同じことしていたり
そのとおりだけど相手はそれをしていなかったりと
納得できなくて
謝れなかったりします。
男性は本当に納得していないのに謝れなかったりします。
適当な気持ちでは謝れないんですね。
逆に言うと
「謝る」ということをちゃんと考えているからこそ、
ちゃんと納得すれば謝ることができます。
その背景には、
男性社会・競争社会にいる男性(そういう社会にいる女性も)は
「謝ったら負け」「弱みを見せたら負け」
というように無意識に考えるようになっていたりします。
また、
「男はプライドが高い」
とよう言われるように、
自分の考えや行動が間違っているということを認めたくない
ということもあります。
これも男性の性質でもあるのですが、
「序列を重んじる」
ということがあります。
男性は、
先輩後輩という順番・上下関係
を大切にしています。
例えば、
先輩である自分、
周りより上の立場で見本を見せなければいけない自分
が過ちを認めて下になるようなことが
恥や屈辱
だと思っているところもあるんです。
良い悪いではなく
「謝る」
ということに
それぐらい大きな意味を持っているのが
男性
なんです。
ここまで知ると
簡単に謝れない事情
がわかってきたりします。
このことを
男性としては
女性にもわかってもらえると
嬉しかったりします。
女性は男性に対して、
防衛的にはならなくていい、
謝ったとしても、
「あなたは間違っていない」
「あなたは劣っていない」
ということは伝えて、
男性が、否定や批判ではなく
安心や信頼を感じることができれば
謝りやすくなったりします。
逆に女性は、
子供の頃から友達グループで過ごすことが多かったり
大人になってからも集まっておしゃべりすること好き
だということに表れているように
人間関係、人との調和
を大切にする性質
があります。
女性にとって
「ごめん」と謝ることは
周りと調和するために
大切なんです。
女性にとっての
「ごめん」は
男性に比べて重い言葉ではないんですね。
そんな女性にとっては、
なかなか謝れない男性に対して
「なんで謝ってくれないの?」って感じて
イライラしてしまったりするんですね。
「ごめん」と
謝ること自体の
意味・考え方
がここまで違うんですね。
男性は、
「謝ったら負け」
「謝ったら自分が劣っている」
などと考えず、
女性にとっての謝ることの意味も理解した上で
相手と仲直りするために
軽い気持ちでもいいので
謝ってみてくださいね。
女性は、
男性にとっての謝ることの重さも理解した上で
とりあえず謝るだけでなくて
ちゃんと自分の言動行動も反省して
すぐに改善するような行動を示すと
男性は納得してくれますよ。
男女がわかりあって仲良くいられますように。